<西日本豪雨>九州・山口からも職員派遣続々(毎日新聞)

豪雨被災地からの要請などを受けて、九州・山口からも職員派遣が相次いでいる。被災者の健康管理を支援する保健師チームの他、断水で水不足にあえぐ被災地に向けて、少なくとも11自治体の給水車や職員らが12日までに被災地入りした。

 山口県は12日、保健師ら職員6人を広島県熊野町に派遣した。県庁であった出発式で、保健師の中司ひかりさんが「現地にいる職員や保健師に寄り添いながら活動したい」とあいさつ。県は8月2日まで10班30人を派遣する予定で、感染症予防や健康相談にあたる。

 断水と猛暑で水不足が続く広島、愛媛両県のため、福岡、佐賀、長崎、大分、鹿児島各県から少なくとも11自治体が給水支援に乗り出している。

 北九州市上下水道局職員らのチームは広島県江田島市で、佐賀市のチームは広島県尾道市で9日から給水車などを入れて活動中。自治体以外では、第10管区海上保安本部(鹿児島市)は巡視船さつまを11日に広島県三原市の糸崎港に派遣し、給水支援している。

 この他、熊本県広島県教育委員会の要望を受けて、学校支援チームとして職員を同県に派遣。熊本地震の経験を生かして、学校再開の進め方や児童生徒の心のケア対策などを支援していく。【佐藤緑平、平川昌範】